電子工作と理科実験のエレテック

自作ボールペン(2日目)

      2016/09/28

この記事は、昨日公開の「自作ボールペン(1日目)」の続きとなっています。もしまだ前の記事をご覧でない方は、先にそちらをご覧ください。

接着剤が固まったら

接着剤が固まったら、ボールペンの部品作りは終わりです。後は組み立てるだけ。

しかし、組み立ては「圧着」によって行いますので、丁寧に作業をしないと本体に傷をつけてしまい研磨からやり直しになることも・・・慎重に行いましょう。

仮組み

作る前に完成のイメージを持っておくことは大切ですが、作っている最中に自分の今の進捗を正しく把握することも、モノづくりにおいてはとても大切です。

そこで、これまで作った部品を並べて、完成イメージがどうなるか考えてみましょう。

fig11ここまで来るとかなり完成が見えてきていますので、ほとんど心配はありませんが、実際はもっと頻繁に確認を行っています。

いよいよ圧着

さて、まずはペン先部分の圧着を行います。重要なのは、この圧着は「ペン先とアルミの間」で行われるのではなく、「ペン先と真鍮パイプ」の間で行われるということです。つまり、真鍮パイプとアルミパイプが接着剤できちんと接着されていないと、圧着に伴い、真鍮パイプが外に押し出されてしまう危険性があるのです。

イメージとしては下図のようになります。

fig17こうならないためにも、接着剤は強力なものを使用するべきですし、きちんと接着剤が乾くまで圧着作業を行わない方が良いのです。(わざわざ作業を二日に分けたのはこの為です。ちなみに昨日紹介した、セメダインスーパーXGゴールドの場合、24時間乾燥させたら問題なく圧着出来ました。)

実際にペン先とボディを圧着すると、次のようになります。(圧着にはバイスを使います。後述)

fig12美しい。特に、できたばかりだと「さすが私補正」が目にかかっているので、10分くらい見つめていたくなります。

心行くまで見つめたら、ペンのせりだしメカも圧着してしまいます。

fig13

さて、ここまで見て、「どうやって圧着してるのか?」という疑問を持った方もおられるかと思います。 実は圧着は、バイス(万力)を使って力技で行っています↓。 一応オフ・コーポレイションから、ペン圧着専用の工具が出ているようなのですが、当方、貧乏学生な上にしょっちゅうペンを作るわけでもないので、バイスで充分です。

(フンッ!!ギリギリギリギリ↓)

fig14ただ、直接バイスで挟み込むと、外装に傷がついてしまいますので、上の写真のように、大切な部分はティッシュペーパーなどを丸めたものをはさみ、バイスの金属部分と直接触れないようにします

以上で、ペン製作の工程はすべて終了しました。

完成

完成写真はこちら。

fig15

そう、このカラーリングですよ。やっぱり金銀はよく合います。(個人的主観入りまくり)

ちゃんと筆記用具として使えますよ!

fig16金属特有のずしりとした感じがありますが、ボディはアルミなので、そこまで重すぎず程よい高級感を演出してくれます。自分で作ったペンだと使いたくなるので、しばらくは研究が捗るかも?

以上。 質問などあれば、コメント欄にどうぞ!

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